神戸市兵庫区の福原地区はかつて「色街」と呼ばれ、今も多くの風俗店が立ち並ぶ。だが近頃、従来のイメージとは違う「異業種」が次々と参入し、まちの雰囲気が変わりつつある。何が起きているのか。
福原地区は柳筋と桜筋という2本の通りを中心に構成されている。県警によると、ソープランドが64店舗(今年4月時点)ある。
桜筋から細い路地へ入ると、歓楽街ではおなじみの「無料案内所」の看板がある。だが「内所」の2文字は消えかかり、濃緑に塗られた入り口上には「QUAN BAO CAP」と書いてある。看板はそのままに、ベトナム料理店になっていた。
店員のグエン・バン・タムさ…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル